Cantina Tollo Rocca Ventosa Cabernet 2022
Cantina Tollo Rocca Ventosa Cabernet 2022
ロッカヴェントーザ カベルネ 2022
カンティーナ トッロ
イタリア > アブルッツォ州
【このワインの個性】
毎日晩ごはんに寄り添うカベルネ。
カベルネソーヴィニヨン 100%
1,540円
16〜18℃(常温寄り・赤)
デカンタージュ不要
ワインのプロファイル
複雑な風味をチャートで視覚的に表現。ワインのバランスが一目で分かります。
テイスティングノートとストーリー
外観と香り
外観(色調・濃淡・粘性)
深みのあるガーネット寄りのルビー。中心はしっかりと濃く、縁にかけてわずかに明るさが出る若々しい色調。澄んだ輝きがあり、粘性は中程度。フレッシュさと優しいボディ感を示す。
香り(第一印象)
ブラックチェリー、カシス、ブラックベリーといった黒系果実が主体。すみれ、ドライハーブ(ローリエ)、黒胡椒のニュアンス。軽いリコリスや鉛筆の芯を思わせる、清潔で端正なアロマが立ち上がる。
熟成由来/発展的アロマ
1〜2年ほどの短期熟成で、黒果実のコンポート感、ほのかなバニラ、温かみのあるスパイスの印象が加わり、丸みのある香りに変化する。構造は軽やかだが、柔らかい旨みと落ち着いた果実味が出てくる。
味わい
果実味
ブラックチェリー・プラム中心の穏やかな黒果実。過熟感はなく、クリーンで親しみやすい。
ボディ
中庸のミディアムボディ。重すぎず軽すぎず、日常の食事に寄り添う柔らかい質感。
酸味
素直で穏やか。果実の甘みを引き締め、後味に軽やかさを与える。
タンニン
きめ細かく、角のない優しい渋み。カベルネらしさはあるが、飲み疲れしないスムーズなタッチ。
熟成ポテンシャル
若飲みが基本。1〜2年で果実が落ち着き、スパイスの丸みが増す程度。
生産者と物語
カンティーナ・トッロ「ロッカヴェントーザ」
アブルッツォ州を代表する協同組合のひとつ、カンティーナ・トッロ。多数の栽培農家と共に持続可能なブドウ栽培を進め、土地の味わいを素直に表現する“誠実なデイリーワイン”を得意とする。
「ロッカヴェントーザ」は、日常的に楽しめる高品質ワインシリーズ。地元アブルッツォの豊かな陽光と海風を受けた、健全でふくよかな果実を丁寧に扱い、価格以上の満足感を追求するラインだ。
テロワール
石灰質と粘土質が混ざるアドリア海に面した丘陵地帯。日照量が豊富で果実がよく熟す一方、海風が酸と香りを保つ。このバランスが、黒果実の親しみやすさと軽やかな飲み口を生み出す。
醸造
ステンレスタンクで発酵・熟成。樽は使わず、カベルネのクリーンな黒果実とハーブ感を表現するスタイル。軽快さ・飲みやすさを重視した、フレッシュ志向の造り。
ペアリング
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